ファインセラミクス読本:ファインセラミクスとは
さてさて、セラミクスは散々説明されてなんとなく、あくまでなんとなく分かってきたけれども。
ほなファインセラミクスとはなんじゃらほい。
軽くまとめると、
セラミクスは酸化物、非酸化物の様に、金属元素と非金属元素の組み合わせで構成される化合物から成るもの。
ふん。よくわからん。
酸化物と非酸化物、まずそこからが笑
- 酸化物(Oxide)
酸素とそれより電気陰性度が小さい元素からなる化合物。
で、電気陰性度…汗?
さっぱり分からんが、とにかく「酸素」とか「二酸化炭素」とか「水酸化アルミニウム」とか日本語に「酸」が入ってるやつで、英語のやつには「O」が入ってるやつと勝手に仮定。笑
- 非酸化物(Non-oxide)
まぁ…それ以外よ。笑
さて話しは戻って、金属元素と非金属元素の組み合わせで構成される化合物ってことは…。
ってことはどういうことや。笑
(※画像はWikiBooksから拝借)
仕事柄Al2O3とかよく見かけるんだけど、
灰色の「その他の金属元素」の「Al(Aluminum、アルミニウム)」、そして「その他の非金属元素」である「O(Oxygen、酸素)」を組み合わせた化合物ってことか!
ところでその2とか3はなんなのかってゆ。
アルミニウム アルミニウム
酸素 酸素 酸素
よく分からないけど、こんな感じでいいのかな。
そしてこれがセラミックスなんですね。
)^o^(
そうすると無限大の組み合わせができてくる気がするんですけど。
よく知らないけど「Ge」+「S」みたいなこともできるのかな。
「GeS」
ゲス。ひどすぎ。
普通のセラミクスに付加価値を付けたものがファインセラミクスです。
ファインセラミクスを作るには①高度に精選された原料粉末を用いて、②精密に調整された化学組成と③よく制御された成形・焼結法によってセラミクスを合成することが必要です。
このうち1つでも欠けてしまうとファインという称号はもらえません。
いわゆる彼らはキャリアなんです。バリバリのキャリア君たち。完璧な学歴に完璧な容姿、うわー私結婚するならファインセラミクス君がいい。笑
キャリア君たちにはお仲間がいて、
ファイン部隊の他に、ニューセラミクス、スペシャルセラミクス、モダンセラミクス、エンジニアリングセラミクス(機械材料、ガスタービンやエンジン等)、エレクトロセラミクス(電子セラミクス、基盤とか)等があるそうです。
なんかすごいな…。
この本にはセラミクスの機能と応用関連が表にまとめられていて、それがなんとも興味深い。
でもそれを全部覚えるのは難しいので、私に関わってることだけピックアップしておこうと思います。
まず機能大分類として「電気・電子的機能」
●基板:緑のにうじゃうじゃしてるやつ。
あれの機能としては「絶縁性(electric non-conductance)」
文字通り絶縁ですので、不導体、つまり電気を一切通さないということです。
ってそーだったのーーー!?
私あの緑のうじゃうじゃって「半導体」だと思ってたーーー!!!笑
ちなみに半導体には「ガスセンサ(SnO2、酸化スズ)」「バリスタ(酸化物ZnO-Bi2O3、酸化亜鉛-酸化ビスマス/非酸化物SiC、炭化ケイ素)」「抵抗素子(BaTiO3、チタン酸バリウム)」があるみたいですね、そうなんですね。全然分からないですね。
さて、話を戻しまして笑
これらが酸化物セラミクスの場合、材料はAl2O3(酸化アルミニウム)、あとBeO(酸化ベリリウム)です。
非酸化物セラミクスの場合は、材料はC(カーボン)、あとSiC(炭化ケイ素)です。
ほらね、非酸化物には「O」とか「酸」が入ってないでしょ笑
そういうことよ。そういうことなの。
ではお次は「機械的機能」
●研磨材、砥石、切削工具:砥石とかはよくわかんないのですが、研磨材、サンドブラストと言われる部類です。
こちらの機能は耐摩耗性、切削性です。とにかく削る。削るものや。
これらが酸化物の場合、材料はAl2O3(酸化アルミニウム)、ZrO2(二酸化ジルコニウム)です。
非酸化物ですと…あの…あの!!!ダイヤモンドなんですねーーー!またB4C(炭化ホウ素)などなど。
もう他のは興味ないんですけど、無視できないもの、それが「生化学機能」!
●人口歯骨:機能は歯骨材。
毎度お世話になってます。私の歯たち…私は差し歯はないんですけどね。かぶせとかセラミックでしたら…これってことになるのかな笑
酸化物しかありません。Al2O3(酸化アルミニウム)…おぉ、ここでも出てきて…。
そしてCa5、P3O12とか書かれてるんですけど、もうなんや分からんなってきたんで無視。
ってかO12って多過ぎじゃねwww
12って。私2までしか知らない。O2。